第5回:相互作用、見逃してない?抗菌薬×他の薬=大事故のもと⚠️
こんにちはr-youngです😊
「腎機能チェックしてる?」
という話をした前回の続きとして、
今回は
もうひとつの見逃しやすいポイント…
それが👇
💊 薬の相互作用(drug interaction)‼️
特に抗菌薬って、
意外と他の薬とケンカしがちなんです😱
ちゃんと確認して使ってますか??
✅ 相互作用の“あるある”な落とし穴💣
🔸キノロン系・マクロライド系は要注意!
よく使うけど、実は超クセ者😈
- 制酸剤、鉄剤、マグネシウムなどと一緒に使うと → 吸収がDOWN⬇️
- 抗不整脈薬・抗うつ薬・免疫抑制剤・テオフィリン → 相互作用の宝庫💥
- QT延長・不整脈のリスクも高まる!
👉 「気軽に出せる薬」じゃないってこと、忘れないでね⚠️
✅ST合剤もなかなかヤバい…😨
- ジゴキシンやワルファリンの血中濃度が上がって、→ 中毒・出血リスクUP!
- アザチオプリンと併用 → 骨髄抑制が強く出る
- カリウム保持性利尿薬と併用 → 高カリウム血症
📣 処方前に「今、何飲んでるか?」を必ずチェック!
✅ メトロニダゾール+お酒=最悪の組み合わせ🍶💥
アルコールとの併用作用で「ジスルフィラム様作用」というのがあります。
- 顔真っ赤
- 頭痛
- 吐き気
- 酷い二日酔いみたいな症状…
→ 経験したら一生忘れないやつ😇
⚠️ 実は、セフメタゾールやセフォペラゾンなどのセフェム系でも同様の反応が出ることがあるようです。
✅ リネゾリド+SSRI=セロトニン症候群!🧠💥
こんな症状が出たら疑って👇
- 発熱
- 興奮
- 意識混濁
- ミオクローヌス(ピクピク)
- 振戦(ふるえ)
精神科病棟で「謎の熱」
→原因はリネゾリドと抗うつ薬の併用だった、
なんて話もあるようです⚠️
✅ メロペネム+バルプロ酸=原則併用禁忌🚨
抗てんかん薬であるバルプロ酸の効果をガクンと下げてしまいます📉
→ てんかん発作の再発リスクも💥
カルバペネム系全体にこの影響があるとされていて、なるべく併用NG!
✅ 複数のβラクタム併用は…どうなの?
結論:
🟡 原則不要。でも一部はOKなケースもある!
- ⭕ 腸球菌による感染性心内膜炎でアンピシリン+セフトリアキソン
- ❌ MRSAにセフェム2種併用「ダブルセフェム」は無意味🙅♀️
→ 無意味な「足し算」になっていないか、自問しよう!
✅ 相互作用の確認はどうする?
「全部覚える」なんてムリ😇
📱 アプリや電子カルテのチェック機能を必ず活用!
🧠 不安な時は薬剤師さんに相談!
✅検査は“時系列”でチェックせよ!📈
一瞬の値だけ見て一喜一憂するのは危険⚠️
- CRP 1→2→4→8…は要注意(増え続けてる=悪化)
- 1→1.5→1.2 は誤差の範囲でOK!
▶️ 「上がってるのか」「下がってるのか」
▶️ 「一貫性があるのか」「ランダムなのか」
時系列を見て判断するクセをつけよう👀
✅今回のまとめ🌈
💊 抗菌薬を使う前に…
- 他に使ってる薬、ちゃんと見た?
- その組み合わせ、事故らない?
- キノロン・マクロライド・ST合剤・リネゾリド・メロペネムは要注意!
- 検査値は“時系列”で判断しよう!
🧠 見落としは、知っていれば防げる!
次回予告🔎
「掟⑥:アセスメントなき抗菌薬投与は事故のもと!」
“熱があるから抗菌薬”は卒業しよう!思考プロセスを鍛える回です💪
💬 コメント大歓迎です👇
「やっちまった…」を次に活かすため、一緒に学んでいきましょう😊✨
ではまた👋
コメント