【第4回】マネジメントの質が現場を変える──上司は何を見て評価するのか?

看護

こんにちは、r-youngです♪

これまで「貢献が評価されるしくみ」や「チャレンジしても損しない環境」について語ってきましたが…

今回は、それを実現するカギとなる存在

上司=マネージャーの役割

にフォーカスします!

上司が“見てない”って、致命的…

看護の現場あるあるなんですが…

• 「あの師長、いつもデスクにいるだけ」

• 「主任、日々の頑張り全然見てないよね?」

• 「結局、声の大きい人だけが評価される…」

……って、めっちゃ聞きません?(そして自分も思ったことある 笑)

実はこれ、トヨタの人事トップも同じことを問題視してたんです!

「どんなに評価制度を整えても、上司が部下を見ていなかったら、メンバーは働く気にならない」

いや、

ほんとそれ!!!

評価って、“制度”じゃなくて“人”がするものだから、

制度が変わっても、“上司の見る力”がなかったら意味なし!!

上司の“育成欲”がチームを育てる!

トヨタが改革の中で特に注目してるのが、

「上司自身が、どれだけ“人づくり”に向き合っているか」

つまり、マネージャーに求められるのは、

• 業績だけを見ること

• 自分の仕事だけをやりきること

じゃなくて、

• メンバーを理解し、育て、導くこと!!

これ、看護部長や師長にも超当てはまる視点じゃないですか?

医療現場の“評価あるある”に物申す!

ではここで、ちょっと現場のリアルを整理してみましょう。

● 評価の“罠”その1:「目立つ人しか評価されない」

⇒ よく話す、積極的、明るいタイプが得しがち(笑)

⇒ でも実は、淡々と超正確なケアしてる人もいる!

● 評価の“罠”その2:「自分と似たタイプを評価しがち」

⇒ 上司が“アセスメント重視派”だと、それをうまく話せる人が高評価に…

⇒ 一方で、現場でめちゃくちゃ患者さんに寄り添ってる人が見落とされる。

● 評価の“罠”その3:「何となくの印象評価」

⇒ 「あの人は昔から優秀だから」みたいなイメージだけで決めがち…

⇒ え?今年は全然頑張ってないんですけど〜!?ってことも(笑)

トヨタ流:“背番号文化”からの脱却!

トヨタでは、昔ながらの「配属先に縛られるキャリア=背番号制度」から抜け出そうとしているそうです。

その中で、こんな課題が浮かび上がってきました。

「上司が“自分の専門性”でマウントをとってしまう」

たとえば…

• 「俺の方が経験長いんだから黙ってついてこい」

• 「このくらい言わなくても分かるだろ?」

これ、どこかで聞いたことないですか?

……医療の現場にもめっちゃありますよね(笑)

でもこれって、チームの成長を止めちゃう原因なんです。

看護の世界でも「上司の育成力」が評価されるべき!

これからのマネージャーに求められるのは、

• 「見守る力」

• 「引き出す力」

• 「信じる力」

なんだと思ってます。

たとえば、

「この後輩、うまく言葉にできないけど、すごく良い観察力を持ってるな」

「普段目立たないけど、あの場面でしっかり判断できてたな」

そんな”表に出にくい頑張り”を拾い上げられる上司こそ、本物のマネージャー!!

上司にも“フィードバック”と“育成”を!

実は、トヨタでも上司向けの考課者研修を強化しているそうです!

• 「評価のワナに陥らないようにするには?」

• 「主観に偏らないために、どうメンバーと向き合う?」

• 「日頃からどんなコミュニケーションをしておくべき?」

これ、私たちの医療界でも絶対必要!!

「評価する側」への育成、もっと本気で取り組んでいきたいところです。

まとめ:見る力がある上司が、現場を元気にする!

トヨタの人事改革を通して見えてきたのは、

どんなに立派な制度も、“見る人の目”がなければ機能しないってこと。

そして、見る力を持ったマネージャーがいると、

• 頑張ってる人がちゃんと報われる

• 挑戦しようって人がどんどん育つ

• チーム全体に安心感と信頼が生まれる

…いいことづくしじゃないですか!?

私たちも、「育てたい」「応援したい」って思えるチームを目指して、

上司も一緒に成長していけたら素敵だなと思います♪

次回予告:第5回は「背番号のないキャリア」!

いよいよラスト2回!

次は、「キャリアが固定されすぎてる問題」を一緒に考えます!

• 看護師=ずっと病棟?

• 専門性を活かした“別の道”はどう評価される?

• 「異動=キャリアダウン」にならない職場って?

いま、どんなキャリアでも“閉じ込められない”制度が求められています!

お楽しみに〜!

コメント募集中!

「うちの上司、めっちゃ見てくれる人です!」

「私は“見られてない側”でした…」

「こんな評価の仕方、現場にあったらいいな」

あなたの声が、この記事をもっとリアルに育ててくれます♪

ぜひコメント欄で教えてくださいね!

ではまた!

コメント

タイトルとURLをコピーしました