1. はじめに
こんにちは!r-youngです😊
今日もお疲れさまです😊💉✨
今回は
「心外膜ペーシングリード抜去」
に関する重要な注意喚起 についてお伝えします⚠️
なんと…
「えっ、抜くだけなのに?😨」
と思うかもしれませんが、
実際に命に関わる事故が起きています⚠️
特に今回のケースでは、
心タンポナーデを発症し、救命処置が間に合わなかった
という点が問題視されています🫀💦
「よくある処置だから」
「いつもやっていることだから」
と 油断していませんか?👀⚡
そして もうひとつ重要なポイント!
「心外膜ペーシングリードの抜去は、看護師の特定行為には含まれません❌」
「ペーシング関連だからできるでしょ?」と思っている人は要注意⚠️
心外膜ペーシングリードの詳細や管理方法については
過去の記事でシリーズ解説しています📚⬇️
そもそも
「心外膜ペーシングって何?」
と思った方は、ぜひ⬆️もチェックしてください🔍✨
この後は、
実際に報告された事故の内容と、
看護師が絶対に知っておくべきポイント
について解説していきます📝🚑
2. 事故事例の紹介🚨
📢 ペーシングワイヤー(心外膜ペーシングリード)抜去に伴う重大事故が発生しています!
「ただ抜くだけ」
と思われがちな処置ですが、
実際に3例の死亡事故が報告されており、
いずれも
抜去後わずか数分~1時間以内に
循環動態が破綻 しています⚠️💀
🔴 事例1:抜去10分後に急変 → 2日後に死亡
📝 患者情報:小開胸胸腔鏡下僧帽弁形成術+三尖弁形成術
📍 リード留置部位:右室横隔膜面
🛑 経過
- リード抜去10分後、胸内苦悶を訴え意識消失
- 血圧50mmHg台に低下 → 心停止
- 心エコーで心腔内虚脱を認め、レントゲンで血胸を確認
- 再開胸手術で心外膜の線状損傷(3~5mm)からの出血を確認
- 抜去から2日後に出血性ショックで死亡
🔴 事例2:抜去5分後に急変 → 2日後に死亡
📝 患者情報:僧帽弁置換術+三尖弁形成術
📍 リード留置部位:右室横隔膜面
🛑 経過
- リード抜去5分後、左肩痛が出現し血圧50mmHg台に低下
- 心エコーで心尖部に最大径8mmの心嚢液を確認
- 徐々に血圧低下し、心房細動を発症
- 再開胸止血術を施行 → 右室横隔膜面から噴出性の出血を確認
- 抜去から2日後に心タンポナーデ+胸腔内出血によるショックで死亡
🔴 事例3:抜去1時間後に血圧低下 → 3日後に死亡
📝 患者情報:冠動脈バイパス術
📍 リード留置部位:右室前面+左房天井
🛑 経過
- リード抜去後にリハビリを実施
- 約1時間後 に血圧60mmHg台、徐脈・冷汗
- 心エコーでは当初心タンポナーデの所見なし
- 徐々に血圧低下し、造影CTで心嚢液貯留を確認
- 心嚢ドレーンから大量の血性排液 → 3日後に死亡
- 死因は心タンポナーデの疑い
⚠️ まとめ:リード抜去後の危険性を再認識せよ!
💥 抜去後わずか数分~1時間以内に血圧低下・循環動態破綻が発生
💥 すべてのケースで出血性ショックにより死亡
💥 心タンポナーデの進行に気づくのが遅れると救命困難に
🛑 「抜くだけ」と軽視してはいけない!
これらの事例からわかるのは、
「リードを抜くだけだから大丈夫」
と考えていると、思わぬ落とし穴があるということ⚠️💥
リード抜去は単純な処置ではなく、
術後管理の中でも特に慎重な対応が求められる場面
だという認識を持ちましょう💪✨
3. これは看護師の特定行為ではない!⚠️
ここで、もう一度
ハッキリさせておきたい重要なポイント
があります🧐💡
💥 心外膜ペーシングリードの抜去は、看護師の特定行為には含まれません!🚫
「ペースメーカー関連の特定行為を研修で学んだからできるはず!」
と思った方は要注意⚠️
看護師が特定行為として行えるのは、
「経静脈的ペーシングリードの抜去」
のみ です。
✅ 心外膜ペーシングリードは経静脈ではなく、経皮的に心外膜に直接縫着されたもの!
✅ そのため、特定行為の対象外!
つまり、
看護師が独自の判断で抜去することは絶対にNG!🙅♀️🙅♂️
「いつも医師が簡単に抜いてるから大丈夫でしょ?」
と軽視するのは危険⚠️💥
特定行為を修了した看護師でも、
心外膜ペーシングリードの抜去に関しては、
「医師の直接指示のもとで動くべき処置」
という認識をしっかり持ちましょう!📝✨
4. まとめ✍️
今回の注意喚起で伝えたいことは、
以下の通りです⚠️
💀 実際に死亡例が報告されている!
💀 「抜くだけ」と油断すると、心タンポナーデや大量出血で命を落とす危険がある!
💀 そして、この処置は看護師の特定行為ではない!
心臓血管外科の術後管理では、
「いつもの処置」
としてルーチン化された業務がたくさんあります。
でも、
慣れた処置ほど危険が潜んでいる
という事を忘れないでください🫀⚡
「これは本当に安全にできる処置なのか?」
「看護師としての適切な範囲内なのか?」
こうした視点を常に持ちながら、
安全な看護を提供できるよう心がけていきましょう!💪✨
そして、
心外膜ペーシングに関する詳しい管理方法や観察ポイントは、
過去の記事でシリーズ解説しています📚
「詳しく知りたい!」と思った方は、ぜひそちらもチェックしてみてくださいね🔍✅
ではまた!👋
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