こんにちは!r-young
今回は安全性・即効性の面から
「んー中々頓用では使いにくいな…」
といった
病棟指示には使いにくい薬剤について解説します😊
あくまでも個人的備忘録なのでご参考までに🙇
それでは、行ってみよーう🏃♀️
グリセリン浣腸 💦🔄
グリセリン浣腸は以下の3つの機序で直腸内の便を強制的に出すことができます:
- 直腸粘膜を刺激して腸蠕動を促す 🚀
- 浣腸液が便を軟化、湿潤化する 💧
- 浣腸液が便を道連れに一緒に出す 🌊
🔹 効果: 効果発現まで3~10分と短時間で、即効性と強力な効果から最強の便秘薬と言えるでしょう💪
⚠️ 注意点:
- 坐剤と同様、直腸に便が降りてきていない場合は効果がありません❌
- 便意を我慢してもらえない場合には浣腸液が十分に深部に届かず効果が乏しくなります🤔
- 浣腸のチューブ先端を目視できない状態で挿入するため、直腸粘膜を傷つける可能性があります。
- 十分な側臥位がとれない場合には直腸前壁を破り穿孔する危険性があります⚠️
非刺激性下剤 🌿💤
非刺激性下剤は便秘管理の基本になる薬剤ですが、
即効性に乏しいものもあり、原則として
頓用ではなく定期内服して使用します📅
非刺激性下剤は以下の理由から病棟指示として使用しにくい点があります。
- 病棟常備薬に採用されていない場合が多い📦
- 休日や夜間に簡単に使用できない🌙
🔹 使用のコツ:
非刺激性下剤は、通常の便秘診療では主役ですが、頓用としてはあまり適していません✏️
刺激性下剤の連用を避けるために、非刺激性下剤を定期処方して便の硬さを調整するのがよいでしょう💡
🔹 非刺激性下剤の種類:
さまざまな種類が存在しますが、それらの特徴については別の記事で詳しく解説していますので、定期処方時の参考にしてください📚。
頓用薬と定期薬を切り分けて考える 📋🔍
如何でしたか?
- 頓用薬: 基本的に頻発使用→刺激性下剤でもOK🆗。
- ただし: 繰り返し使用しないように注意⚠️
- 頓用薬をする場合には、日中の定期薬に非刺激性下剤を導入して便秘指示が今後発動しないように調整が必要🛠️
次回は非刺激性下剤の具体的な種類と特徴について詳しく説明しますね!
何か質問があれば気軽にどうぞ😊✨
ではまた❗️👋
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