🩺高度実践看護の定義【第11回】

看護

「定義」とどう向き合うか?私たちの実践へのラストメッセージ🧭💬

こんにちは!
ナースプラクティショナーのr-youngです😊

ついにこの連載も最終回🎉

ここまでお読みくださった皆さん、本当にありがとうございます🙏


🔁これまでの旅をふりかえって…

このシリーズでは、こちらの文献の内容に基づいて高度実践看護(APN)についてこんなテーマを辿ってきました👇

✅ 第1〜4回:定義の必要性と基礎理解

  • 高度実践とは“概念”であり、ただの医師の代用ではない!
  • 専門看護とどう違う?高度看護実践との違いも明確に💡

✅ 第5〜7回:コア・コンピテンシーの全貌

  • 中心となる「直接的臨床実践」
  • 教育・助言・EBP・リーダーシップなど補完的スキル
  • APRNsの“深み”と“広がり”を支える要素たち

✅ 第8〜10回:実践の範囲・役割・環境

  • Scope of Practice(実践の裁量)と法制度
  • NP/CNS/CNM/CRNAの役割比較
  • 実践が成り立つには制度・文化・組織の支えが不可欠

🌱日本で「定義」をどう活かす?

この連載の最も大きなテーマはここ👇

日本における診療看護師(NP)やCNS、その他実践者たちは、

高度実践看護の“定義”をどう捉え、どう使っていくべきか?


✅まず「定義」は“線引き”ではなく“土台”である

APRNsという枠組みは、誰かを排除するためのラベルではなく、

  • 看護の価値を明確にし
  • 他職種と協働するための共通言語であり
  • 実践と教育、制度設計の“ものさし”でもある🧭

✅次に「定義」は“説明責任”の道具でもある

APRNs(診療看護師など)は、

「私たちは医師の代わりではなく、“看護として”これをやっている」

と語る必要があります🗣️✨

📝そのときに必要なのが「定義に基づいた説明」。

定義があるから、自分の役割を明確に語れるんです。


✅最後に、「定義」は“進化するもの”である

原著でも繰り返し強調されていました👇

定義は最初から固定されたものではなく、

実践、教育、政策とともに“合意形成を通して進化するもの”である

つまり、定義に対して受け身でいるのではなく、

私たち一人ひとりが“定義を育てる側”に回ることができるのです🌱


🔚この連載のまとめメッセージ

🟡APRNsとは何か?
👉「高度な知識と倫理に基づき、患者と社会に向き合う看護専門職」

🟡“定義”とは何か?
👉「APRNsという実践を守り、育て、伝えるための共通基盤」

🟡私たちはどう向き合うか?
👉「定義を自分の実践の言葉として語れるようにする」
👉「定義の進化に関わり、次世代に繋いでいく」


💬あなたの現場に「定義」を根付かせるには?

  • 診療看護師・CNSの業務を見える化する資料をつくる
  • 看護部・医師・多職種に自分の役割を説明する機会を持つ
  • チームで「なぜこの役割があるのか?」を話し合う
  • 学会や委員会で制度提言に加わる・発信する

こうした
小さなアクションの積み重ねが“定義を実装する”
ということです💡


🫶ありがとうございました!

本シリーズは、米国のAPRNs制度に基づきつつ、

日本の看護師・診療看護師・多職種実践者

高度実践看護をよりリアルに理解できるよう構成しました📘

少しでもあなたの実践に役立つヒントや視点を届けられていたら嬉しいです🌷

それでは、また新しい連載やテーマでお会いしましょう!


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