心臓術後の心肺蘇生【第1回】心臓術後の心肺蘇生、その特別な対応とは?

周術期管理

新年明けましておめでとうございます!r-youngです!🩺✨

皆さん、新しい一年のスタートをいかがお過ごしでしょうか?🌅✨

今年も、心臓血管外科に関わる皆さんに役立つ情報をたくさんお届けしていきます🩺💡
本年もどうぞよろしくお願いいたします!

さて、新年最初のテーマは

心臓術後の心肺蘇生(CPR)

についてお話しします。

皆さん、心臓手術後の心肺蘇生が、

通常のICLS

(Immediate Cardiac Life Support)

とは違うってご存じですか?😲

例えば、通常のCPRでは

「まず胸骨圧迫!」

というのが基本中の基本ですよね!

でも、

心臓術後の場合は事情がちょっと違います⚠️

なぜなら、

手術後の患者さんには特殊なリスクや特徴があるからなんです🫀

心臓術後の心停止では、

・出血

・心タンポナーデ

・グラフト不全

など、手術に関連する原因が多く、

「早期の原因特定と対応」

がカギとなります🔑

適切な対処ができれば、通常の心停止よりも高い確率で蘇生できることが特徴です✨

このシリーズでは、

そんな心臓術後CPRの特殊性や対応方法について、わかりやすく解説していきます😊!

それでは、行ってみよーう!

心臓手術後の心肺蘇生、その「特別なポイント」とは?

心臓手術後の患者さんが心停止を起こすのは、珍しいことではありません。

でも、普通の心停止とは違って、原因が特定しやすく、適切な対応をすれば蘇生できる可能性が高いのが特徴です👍

では、

どのくらい心停止が起こりやすいのか?

ガイドラインで実際の数値を見てみましょう👀

成人の心臓手術後の心停止発生率:0.7~2.9%

小児の場合:2~6%

これって他の入院患者さんと比べて高い数値です📈

でも、

その多くは可逆的(つまり治療可能)な原因によるもので、手厚いケアをすれば助かる確率も高いんです👏

🌟 予後について

心臓手術後の心停止の場合、予後(生存率)は一般的な心停止と比べると良好です!

例えば⬇️

非心臓手術患者の心停止後の死亡率:70~80%

心臓手術後の心停止患者の死亡率:20~60%

といったデータがあります📝

もちろん命にかかわる緊急事態であることに変わりはありませんが、原因が早くわかり、的確な対応ができる環境が整っていることが大きなポイントなんです✨

これから、そんな「心臓手術後の心肺蘇生」について、ポイントを押さえつつ、楽しくわかりやすくお伝えしていきます🎉

次回は、

「心停止の原因」

について詳しく見ていきます!お楽しみに🩺👋

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