心外NPの1日を大公開‼️

周術期管理

こんにちは❗️r-youngです😄

今日は心臓血管外科NPとして活動する私の1日を記事にしてみます❗️

私は心臓血管外科のナースプラクティショナー(NP)として日々活動しています。

この分野での働きは多岐にわたり、専門的な知識と技術を要求されるため、日々の仕事は非常に充実しています✨

私たちNPの役割は、患者の生命を守り、質の高いケアを提供することに直結しており、その責任は大きいですが、それに見合うほどの大きなやりがいも感じています😤

私がどのように情報を収集し、チームと協力して患者ケアの計画を立て、実際にケアを提供していくのか、その一部始終をご紹介します。

NPとしての日々は、時には予測不可能な展開に満ちていますが、それぞれの瞬間が私たちの専門性を深め、患者さんへのより良いケアにつながっています。

私の活動を通じて、心臓血管外科ケアの現場でNPが果たしている重要な役割に光を当て、他の医療従事者やこれからNPを目指す方々にとっての参考になれば幸いです😇

それでは、行ってみよーう❗️

7:30〜 情報収集+朝のショートカンファレンス☀️

私の1日は、7:30から始まります☕️

まず最初に行うのは、電子カルテから患者情報を収集し検査データの解釈を行います。

この情報は、日々の患者ケアに不可欠なものであり、その日の治療方針を決定する上で重要な基盤となります。

その後、続々と医師たちも集結。

チームとのショートカンファレンスが始まります。

この時間で、各患者の状態や必要な治療、ケアの計画についてディスカッションを行います📋

当直医からの夜間の患者状態や私からの意見や執刀医のアドバイスなど様々な意見を交わし、患者一人ひとりに最適なケアをどのように提供するかを話し合います。

この時間は、チーム全員が同じ状況に立ち、一日の始まりに向けて方向性を固めるための貴重な機会です。

患者さんの全体像を把握し、その日の目標を共有することで、我々はより効果的に、かつ迅速に行動を起こすことができます。

このカンファレンスは、患者さん一人ひとりに寄り添い、質の高いケアを提供するためのスタートラインなのです。🏁

8:00〜 回診👩‍⚕️🚶‍♂️

朝のカンファレンスが終わると、ドクターと一緒に回診が始まります。この時間は、ベッドサイドで直接患者さんの様子を観察し、彼らの声に耳を傾ける大切な時間です🛌

私たちが行うのは、ただ患者さんを見るだけではありません。

検査データと身体所見を組み合わせ、患者さんの全身状態を把握し、その日の治療方針を決定します。このプロセスは、患者さん一人ひとりにカスタマイズされたケアを提供するために不可欠です💡

情報共有もこの時間の重要な部分です。

この時間に医師と共に、必要な検査や処置、オーダーや処方について直接的指示包括的指示を確認しておき、NPが独立して動けるようにします🤝

また、回診は患者さんと直接コミュニケーションを取り、彼らの不安や質問に応える貴重な機会でもあります🫂

私たちは、医学的な視点だけでなく、患者さんの心の声にも耳を傾け、心からのケアを提供できるように心がけています✨

8:30〜 手術準備

回診が終わると、私たちの朝はさらに忙しくなります💦

8:30には、手術患者が手術室に入室😗

この時間帯は、私も手術室に入ります。

患者さんが安全に、かつ効率的に手術を受けられるよう、麻酔科のスタッフや手術室看護師と協働し、以下のような重要なプロセスを担います🏃‍♀️💨

  • 手術に必要なモニターの装着🖥️
  • 動脈圧ラインの挿入💉
  • 輸血ラインの挿入🩸
  • 患者さんの体位固定🔒

執刀までには様々な準備があり、準備の進め方には「流れ」があり「型」があります。

この「流れ」や「型」を理解して円滑に執刀までのサポートを行えるのは、手術室勤務経験がある私の強みであり、非常に重要な役割と考えています。👩‍⚕️🤝

手術室での業務を深く理解しているからこそ、医行為以外のサポートもスムーズに、そして効果的に行うことができます🌟

9:30〜 ICUと病棟での業務🏥💉

手術準備が済むと、私の役割は一旦、手術室から離れ、ICUや病棟での業務にシフトします。

この時間帯は、患者さんの術後ケアと継続的な全身管理に専念します🛌📈

ICUでの業務

ICUでは、呼吸と循環管理を中心に集中治療を行います。

手術後の患者さんの状態は非常にデリケートで、細心の注意を払って管理する必要があります。

私は、人工呼吸器の調節、SATやSBTの実施など、呼吸管理に重点を置いています。

目標は、患者さんが安全に抜管できる状態になるまで、徐々に呼吸器サポートを減らしていくことです。🌬️

術後の循環動態は、しばしば大きくダイナミックに変動します。

この変動を正確にアセスメントし、輸液量、カテコラミン、利尿薬の調節を行います。

安静度の査定を行い、理学療法士と協力して早期リハビリテーションを進めていくのもNPの大きな役割です🏋️‍♂️

病棟での業務

ICUから病棟に移った患者さんの管理も、私の重要な役割です。

病棟では、患者さんが術後の急性期を脱し、安定してきた場合の全身管理を行います。

体重や尿量、X線写真、採血データなどから、患者さんの呼吸循環動態を把握し、必要に応じて検査や内服薬の調整を行います。🩻🔬💊

リハビリテーションの進捗を確認し、問題がないか、介入が必要な事象はないかを理学療法士や受け持ち看護師と協議します。

例えば、

安静時とリハビリ時の血圧の違いに着目し、必要であれば医師の指示のもとで降圧薬の調整を行うなど、患者さんがスムーズにリハビリを進められるよう介入していきます。

患者・家族とのコミュニケーション✨👨‍👩‍👧‍👦

外科医は、手術室や外来での業務がメインであり、患者やその家族とベッドサイドで過ごす時間が限られていることが多いです。

その結果、患者や家族が持つ医学的な疑問や不安に対して、直接医師に質問する機会も少なくなりがちです。

看護師もまた、日々の業務で忙しく、患者や家族の思いをじっくりと聴く時間を確保することが難しい現状があります…💦

さらに、医学的な質問に対しては、専門的な知識が求められるため、答えることが難しい場合もあります。

ここで、ナースプラクティショナー(NP)の役割が非常に重要になってきます❗️

NPは、高度な専門知識を持つ看護の専門職であり、患者や家族と深く関わることで、彼らの不安や疑問に応えることが可能です。

患者や家族とじっくりと時間をかけてコミュニケーションを取り、医学的な疑問や不安に対しても根拠を持って説明することができます🗣️💡

NPは患者や家族からの信頼を得ることができるだけでなく、他職種との情報共有にも貢献します。

医師、看護師、理学療法士、薬剤師など、チーム内の他のメンバーと情報を共有することで、患者に対するより良いケアの提供につながります。🤝

患者や家族と深く関わり、彼らの声に耳を傾けることは、NPにとって非常に重要な役割です。

この役割を通じて、NPは患者ケアの質を高め、患者や家族に安心感を提供することができるのです。✨🌈

次に、「手術〜術後ICU管理(16:00)」のセクションを進めましょう。


16:00〜 手術〜術後ICU管理🏥💪

手術室でのサポート

午後になると、私の役割は再び手術室とICUに戻ります。

手術が止血や人工心肺の離脱、閉胸の段階に入ると、手術助手として手術に参加。

執刀医は早めに休憩を取り、その後の仕事に備えてもらいます。

手術室看護師として10年以上心臓血管外科の手術介助をしてきた私にとって、手術室での経験と知識が非常に役立ちます🤝💡

術後ICU管理

手術後はそのままICUでの術直後管理に移ります。

執刀医、麻酔科医、臨床工学技士と密接に連携を取りながら、術中のイベント、水分の出納バランス、現在の呼吸・循環動態を詳細に把握します。

これらの情報を基に、術後の患者管理を開始します。

この段階では、患者さんの呼吸循環動態を迅速に安定させ、可能な限り早く抜管できるようにすることが目標です🛌

詳しい術直後管理については過去の投稿をチェックしてみてね❗️😉

術直後の全身状態が安定していれば、術当日に抜管を行い、その後、患者さんが安心して休めるようサポートします✨👨‍👩‍👧


20:00〜 帰宅🌙🏡

夕方に医師と回診して患者の様子を確認し、カルテ記載などの業務をして…

大体仕事が終わるのは20時頃。帰宅です。

帰りの電車ではその日に実施した特定行為や医行為の集計を行ったり、その日の学びを忘れないうちにメモしておきます

こうして日々知識と技術の定着を図ります。メモしとかないと忘れちゃうからね🤪💦

では、「その他の業務」に関するセクションを進めましょう。


その他の業務📚💼

心臓血管外科のナースプラクティショナーとしての仕事は、直接的な患者ケアだけに留まりません。

私たちの役割は、教育、研究、そしてチームワークの強化にも及びます。

以下は、私の日常業務の一部として取り組んでいるその他の重要な活動です。

カンファレンス🎙️

週に1回、我々は多職種カンファレンスを開催します。

この会議では、入院中の全患者に関するプレゼンテーションをNPが行い、治療経過と現在抱えている問題点を共有します

そして、それらの問題に対する解決策を、看護師、医師、理学療法士など、さまざまな専門家が集まって議論します。

このカンファレンスは、チームワークを強化し、患者ケアの質を高めるために不可欠です。🤝✨

外来業務📞

外来での業務も、NPの重要な役割の一つです。

主に担当しているのはペースメーカ・植え込み型除細動器の遠隔モニタリング業務

定期的なアラートの確認や電話問診を通じて、患者さんの状態を継続的に監視します。

また、必要に応じて循環器内科やその他の関連部署と情報を共有し、患者さんの安定した健康維持に努めます。🔍

情報交換・共有📈

日々の情報交換と共有は、NPの業務の中でも特に重要な部分です。

受け持ちナース、薬剤師、理学療法士などとの毎日のコミュニケーションを通じて、患者ケアの質を高め、より良い治療成果を目指します。

このプロセスは、患者さん一人ひとりに最適なケアを提供するための土台となります📊💬

心臓血管外科のナースプラクティショナーとしての日々は、多岐にわたる業務と責任で構成されていますが、それぞれの活動が患者さんの命と健康を守るための大きな一歩となります。

このセクションで触れた「その他の業務」も、私たちの役割の広がりと影響力を示しています。

それでは、「まとめ」のセクションを書いて、この記事を締めくくりましょう。


まとめ📘

心臓血管外科のナースプラクティショナー(NP)としての1日は、多忙でありながらも非常にやりがいのあるものです✨

私たちは患者さんのケアを通じて、その健康と生命を守るという責任重大な役割を担っています😤

今回ご紹介したように、私たちの業務は情報収集から始まり、朝のショートカンファレンス、回診、手術準備、ICUや病棟での管理、さらには手術室での助手業務や術後ICU管理に至るまで、様々なステージを経ています。🚀🩺

また、「その他の業務」のセクションで触れたように、私たちの活動は直接的な患者ケアだけに留まらず、教育、研究、多職種間のコラボレーションにも及びます。

これら全ての活動が組み合わさることで、患者さん一人ひとりに対する最適なケアを実現しています🌟💡

この記事が、医療従事者やこれからNPを目指す方々にとって、役立つ情報であることを願っています。ご質問やご意見があれば、どうぞお知らせください。

ではまた!🙌

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