こんにちは!r-youngです!
前回は「看護の起源」についてザックリ解説をしました。
本日からは
看護の母「フロレンス ナイチンゲール」について深掘りしたいと思います!
「ランプを持った貴婦人」と知られる彼女ですが、今日の看護界では、
「近代看護制度の創始者」「看護の原理の発見者」
として評価されています。
しかし!
彼女には、さらにいくつもの知られざる顔があるのをご存知でしょうか?
彼女の看護だけに留まらない、多くの功績について複数回にわたって記事を書きたいと思います。
今日はざっくり彼女の人生編です!
1. ナイチンゲールの生い立ちと看護への情熱
1820年、イタリアのフィレンツェで生まれたフローレンスは、裕福な家庭での教育を受けました。
しかし、彼女の心は社交界の魅力よりも、病気や貧困の人々を助けることに魅かれていました。彼女の青年期は、看護への情熱の芽生えと、その情熱を追求するための多くの困難と戦いに満ちたものでした。
前回の記事、でも書いたように、
当時は看護というものが学問や職業として確立されておらず、病人の世話をするのは下層階級の人間が行う仕事とされていたんですね💦
当然家族は大反対!!
しかし、彼女は家族の反対を乗り越え、看護の道を選びました。この選択は、彼女の人生の中で最も重要な決断の一つとなりました。
2. クリミア戦争での革命的な活動
1853年から1856年のクリミア戦争では、ナイチンゲールは前線の病院で看護師として働きました。
(驚くべきことに彼女の臨床経験は3年未満!)
彼女は衛生状態の劣悪さに驚き、感染症の拡大を防ぐための改革を推進しました。
彼女の努力は、多くの命を救い、戦争医療の改善につながりました。
この期間は、彼女のリーダーシップと看護の重要性を世界に示す大きな転機となりました。
彼女の取り組みは、戦場の医療の標準を引き上げ、多くの兵士の命を救いました。
3. 看護学校の設立とその影響
1860年、ナイチンゲールはセントトーマス病院の中にナイチンゲール学校看護学校を設立しました。
この学校は、看護師の専門的な訓練を提供する最初の施設の一つであり、看護教育のスタンダードを確立しました。
彼女は、看護師の教育と訓練の重要性を強調し、その質を向上させるための多くの取り組みを行いました。
この学校は、看護のプロフェッショナルな教育の基盤を築き、多くの看護師が彼女の教えを受けて世界中で活躍することとなりました。
4. ナイチンゲールの哲学と看護へのアプローチ
彼女は、看護は単なる医療技術だけでなく、患者の心と魂に対するケアも含まれると信じていました。彼女の信仰と哲学は、彼女のケアの方法に深く影響を与えたようです。
彼女は、患者の全体的な健康と幸福を考慮し、心、身体、魂のバランスを重視する看護のアプローチを提唱しました。
彼女のこの哲学は、看護の本質を理解し、患者中心のケアを提供するための基盤となりました。
5. 彼女の遺産と現代への影響
ナイチンゲールの業績は、看護のプロフェッショナル化とその教育の向上に大きく貢献しました。
彼女の方法論や哲学は、今日の看護師たちの訓練と実践の中心となっています。
彼女の遺産は、看護の基盤を形成し、現代の医療界においてもその影響は色濃く残っています。
彼女の取り組みや哲学は、現代の医療現場での看護のアプローチや教育に大きな影響を与え続けています。
いやーすごい!✨
彼女をはじめとして、様々な看護界の偉人が看護の礎を築いてくれたんですね!感謝です😭
我々も彼女たちの努力に報いなければなりませんし、
先人の知恵と技術を患者に還元しないといけませんね!
次回に続きます😀
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