こんにちは、r-youngです♪
これまで「貢献が評価されるしくみ」や「チャレンジしても損しない環境」について語ってきましたが…
今回は、それを実現するカギとなる存在
上司=マネージャーの役割
にフォーカスします!
上司が“見てない”って、致命的…
看護の現場あるあるなんですが…
• 「あの師長、いつもデスクにいるだけ」
• 「主任、日々の頑張り全然見てないよね?」
• 「結局、声の大きい人だけが評価される…」
……って、めっちゃ聞きません?(そして自分も思ったことある 笑)
実はこれ、トヨタの人事トップも同じことを問題視してたんです!
「どんなに評価制度を整えても、上司が部下を見ていなかったら、メンバーは働く気にならない」
いや、
ほんとそれ!!!
評価って、“制度”じゃなくて“人”がするものだから、
制度が変わっても、“上司の見る力”がなかったら意味なし!!
上司の“育成欲”がチームを育てる!
トヨタが改革の中で特に注目してるのが、
「上司自身が、どれだけ“人づくり”に向き合っているか」
つまり、マネージャーに求められるのは、
• 業績だけを見ること
• 自分の仕事だけをやりきること
じゃなくて、
• メンバーを理解し、育て、導くこと!!
これ、看護部長や師長にも超当てはまる視点じゃないですか?
医療現場の“評価あるある”に物申す!
ではここで、ちょっと現場のリアルを整理してみましょう。
● 評価の“罠”その1:「目立つ人しか評価されない」
⇒ よく話す、積極的、明るいタイプが得しがち(笑)
⇒ でも実は、淡々と超正確なケアしてる人もいる!
● 評価の“罠”その2:「自分と似たタイプを評価しがち」
⇒ 上司が“アセスメント重視派”だと、それをうまく話せる人が高評価に…
⇒ 一方で、現場でめちゃくちゃ患者さんに寄り添ってる人が見落とされる。
● 評価の“罠”その3:「何となくの印象評価」
⇒ 「あの人は昔から優秀だから」みたいなイメージだけで決めがち…
⇒ え?今年は全然頑張ってないんですけど〜!?ってことも(笑)
トヨタ流:“背番号文化”からの脱却!
トヨタでは、昔ながらの「配属先に縛られるキャリア=背番号制度」から抜け出そうとしているそうです。
その中で、こんな課題が浮かび上がってきました。
「上司が“自分の専門性”でマウントをとってしまう」
たとえば…
• 「俺の方が経験長いんだから黙ってついてこい」
• 「このくらい言わなくても分かるだろ?」
これ、どこかで聞いたことないですか?
……医療の現場にもめっちゃありますよね(笑)
でもこれって、チームの成長を止めちゃう原因なんです。
看護の世界でも「上司の育成力」が評価されるべき!
これからのマネージャーに求められるのは、
• 「見守る力」
• 「引き出す力」
• 「信じる力」
なんだと思ってます。
たとえば、
「この後輩、うまく言葉にできないけど、すごく良い観察力を持ってるな」
「普段目立たないけど、あの場面でしっかり判断できてたな」
そんな”表に出にくい頑張り”を拾い上げられる上司こそ、本物のマネージャー!!
上司にも“フィードバック”と“育成”を!
実は、トヨタでも上司向けの考課者研修を強化しているそうです!
• 「評価のワナに陥らないようにするには?」
• 「主観に偏らないために、どうメンバーと向き合う?」
• 「日頃からどんなコミュニケーションをしておくべき?」
これ、私たちの医療界でも絶対必要!!
「評価する側」への育成、もっと本気で取り組んでいきたいところです。
まとめ:見る力がある上司が、現場を元気にする!
トヨタの人事改革を通して見えてきたのは、
どんなに立派な制度も、“見る人の目”がなければ機能しないってこと。
そして、見る力を持ったマネージャーがいると、
• 頑張ってる人がちゃんと報われる
• 挑戦しようって人がどんどん育つ
• チーム全体に安心感と信頼が生まれる
…いいことづくしじゃないですか!?
私たちも、「育てたい」「応援したい」って思えるチームを目指して、
上司も一緒に成長していけたら素敵だなと思います♪
次回予告:第5回は「背番号のないキャリア」!
いよいよラスト2回!
次は、「キャリアが固定されすぎてる問題」を一緒に考えます!
• 看護師=ずっと病棟?
• 専門性を活かした“別の道”はどう評価される?
• 「異動=キャリアダウン」にならない職場って?
いま、どんなキャリアでも“閉じ込められない”制度が求められています!
お楽しみに〜!
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「私は“見られてない側”でした…」
「こんな評価の仕方、現場にあったらいいな」
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